SPECIAL 2005
2005年11月3日 第45号 掲載
![]() 西村健二リッチモンド日産社長(左)、千晶夫人(右)、志賀俊之日産COO(中央) =10月25日、グローバルNSSW賞授章式で |
![]() 志賀俊之日産COOより、表彰状と盾を受け取る西村健二リッチモンド日産社長(右)と千晶夫人 |
![]() 西村健二リッチモンド日産社長 |
今年3月に、2004年度の販売実績カナダ国内第1位を獲得したリッチモンド日産が、今度は顧客サービスに関する表彰部門のグローバルNSSW(ニッサン・セールス・アンド・サービス・ウェイ)賞を受賞した。
今年で第3回目となるこの賞は、全世界の日産ディーラーの顧客に対し統一基準のアンケート調査を行い、満足度を審査するもので、販売台数などの業務実績は関係しない。今回の表彰は04年度の調査結果を元にしており、リッチモンド日産はカナダ・インフィニティ部門のトップとして受賞した。授章式は10月25日、東京・帝国ホテルで行われ、西村健二リッチモンド日産社長は夫人を伴って出席。志賀俊之日産COO(最高執行責任者)より、賞状と盾を受け取った。この栄誉は
年1月の着任以来、同社のサービス改革に努めてきた西村社長の地道な社員教育と、それに応えた社員らの努力の賜物といえる。
日産自動車は徹底した顧客サービスを企業モットーとしており、販売満足度インデックス(SSI)と顧客サービスインデックス(CSI)において、10年までに業界トップ3入りすることを目標としている。そのために03年に設立されたのが今回の“グローバルNSSW”で、同管理部門はこの分野の専任として顧客サービスの開拓や展開、教育などを担う。また、顧客へのサービスの一環として、全世界約1万に及ぶ日産ディーラーの店舗デザインを統一する事業も進めている。これは、「どの国のどの町へ行っても日産だとわかりやすいように」という安心感と利便性の提供だ。
授章式に出席したのは、全世界27ヵ国46ディーラーの代表者で、関係者も含め、総勢200人以上が一堂に会した。各社代表の共通意見は「従業員の満足感(Employee
Satisfaction)が無い職場環境では満足いく顧客サービスはできない」。また、各国の代表者向けに、幕張で開催中の東京モーターショーや本社ギャラリー、日産追浜工場の見学、居酒屋や温泉など日本文化を体験するツアーも催され、出席者は日産の一員としてのさらなる意識と、今後のより一層のサービス向上への決意を新たに、各々の国へと旅立っていった。
■西村社長コメント
北米の販売店に見られがちなのが、笑顔が無い、アイコンタクトをしない、お客様を待たせるといった対応。着任時に、「ホテルでこういった対応をされたらどう思うか」などの例を出し、まずは従業員へ意識改革を持たせることに努めた。
民族ごとにサービスに対する認知度も違い、なかなか定着しなかったが、まずは「いらっしゃいませ(ハイ、ハロー)」「アイコンタクト」「笑顔」の3つから始め、前年度の実績が形になった。受賞は従業員も大変喜んでおり、モチベーションが高まる良い機会となった。
2006年度モデルには3車種がエントリー
リッチモンド日産は、NSSWの方針に従い、今年度末より大掛かりな店舗改装に着手する。完成は来年度6月の予定。ますます利用しやすいディーラーへと生まれ変わるリッチモンド日産だ。これに加え、06年度モデルにはついに日本で人気のコンパクトカーが北米に上陸するとの嬉しい情報が入った。
参入するモデルは『TIIDA(ティーダ)』の北米版で『VERSA(ヴァーサ)』。1800CCの5ドアハッチバックと、日本では『LATIO(ラティオ)』で販売されている同モデルのセダンで、日産車のエントリーモデルといえるクラス。価格帯は1万5千〜1万6千ドル前後になる見込みで、女性でも乗りやすい大きさと、お手頃価格で人気車種になること必須だ。また、定番人気のセントラもフルモデルチェンジが行われる。こちらは2万ドル〜くらいの販売価格になるとのこと。
(取材 藍智子)
西村社長が太鼓判を押すニューモデル・VERSA1800CCハッチバック |
![]() VERSAにはセダンも登場する |