SPECIAL 2005

2005年3月31日 第14号 掲載



リッチモンド日産・2004年度販売成績全国
1位を達成


3冠を祝った鏡開きに一同大喜び

創作和太鼓グループ「語り太鼓」の演奏は
西村社長からのサプライズ

3冠記念祝賀会で社員一同歓喜の声

 日本語でのサービスが受けられるディーラーとして人気の高いリッチモンド日産が、昨年度における日産カナダ全国優秀販売会社表彰で、ニッサン部門とインフィニティ部門での1位に加え、大型販売店部門のクラブロイヤルも受賞という栄冠に輝いた。その名誉ある3冠獲得を祝い、3月22日、リッチモンド・マリオットホテルで社員一同を会しての記念祝賀会が開かれた。ニッサン部門での1位というのはリッチモンド日産初である他、日産西部地区としても初という快挙。また、インフィニティ部門賞は昨年度が実施初年度でもあり、喜びは幾重にもなった。


顧客サービスの拡充で得た3冠

 日産グループはカナダ全国にニッサン146社、インフィニティ29社の販売店があり、リッチモンド日産は唯一の日本直営店(東京日産)となる。リッチモンドに巨大オートモールが開設されて2年後の87年、リッチモンド日産はニッサン販売店として参入し、後の91年にはインフィニティ販売部門も開設。一時期は増設した販売部門の業績が低迷したこともあったが、社内改革を図るなどして立て直し、この10年で見事トップ販売店へと駆け上った。

 今回の受賞は、全国平均を上回る販売台数の実績もさることながら、新たに設けた「カスタマーセンター」が顧客の満足度を向上させたことによる、サービス実績が評価された影響が大きい。カスタマーセンターというのは、日本的なアフターケア・サービスの一環で、納車後も顧客へコンタクトして対応するというもの。また、企業への訪問販売・サービスや顧客への挨拶回りなど、他ローカルディーラーには見られない方法が採られているのも同社の特徴である。

■日本語サービス

 日本人スタッフが見積もりから契約、保険に関するものまで日本語による一貫した販売サービスを提供。一般的にカナダのカーディーラーではすべて分業のシステムが採られているが、同社では同一の日本人スタッフが最後まで立ち会う。納車後ももちろん、日本人担当者がアフターケアを欠かさない。日本で購入するのと同じような繊細なサービスが保証されている。大きな買い物に心強いこのサービスは、今後中国語など多言語対応へと拡充される予定だ。

■カスタマーセンター

 04年度に発足されたシステムで、2名のテレホンオペレーターが常駐、サービスや納車後の顧客の満足度を確認するもの。問題があれば担当者へ連絡し、即時対処する。こういったアフターケアで顧客の不安を解消するのと同時に、感謝の気持ちを伝えることもでき、信頼関係を築いていく。

■インハウスリース

 リッチモンド日産では、一般のニッサンのリースでは対象とならない、短期滞在者に向けた日本人限定の自社リースも行っている。条件は、日本人であること以外に、「カナダでの犯罪歴が無い」「日本に住居がある、または家族がいてカナダに一時滞在をしている」「留学生」「未成年者は保護者の承諾を得ている」など。また、国際免許やカナダ・米国の免許でもリースは可能。3ヵ月以上の滞在者にはレンタカーより安く上がる、お得なプランである(詳細は担当・福島ロビーさんまで)。



リッチモンド日産西村健二社長


◆◆◆西村社長にインタビュー◆◆◆

2004年度 
リッチモンド日産販売実績
ニッサン部門848台
インフィニティ部門415台  中古車部門717台
合計1980台

この功績を生み出したリッチモンド日産を率いるのは西村健二社長。通算8年歴任した山下俊忠氏に続く4代目社長で、約65名いる社員からも「ケンジ」と慕われている存在である。

――「自動車販売は商品に対して仕入れの自由はない。決まった物が決まった値段で入ってくる。同じ商品を同じ価格でよその店と売っているわけです。同条件の中で差をつけるにはCS(顧客サービス)しかない。お客様への対応力で選んでいただく。そのためには、質問されたことに答えるだけでなく、さらにその上をゆくサービスが必要です」

西村社長は社員からの人望が非常に厚い。祝賀会でも全員にさりげない気配りをし、自身がまず動く。

――「仕事ができない人を切り、できる人に置き換えるのが当地では主流ですが、たまたま一緒に働いている人はチームで家族。だからその人たちに戦力になってもらいたいというのがある。そういう姿勢を経営者側が社員に見せれば、社員も付いてくる。その結果、成長に繋がりお客様対応へと反映されます」

現代の経営者に必要とされているメンター。まさにそれを絵に描いたような魅力的な経営者だからこそ、到達した結果といえる。

――「誰だって『お前はダメだ』と言われ続けるよりも『上司が君に注目している』というように言われた方ががんばるでしょう?高度成長期にあった鞭で打つようなやり方では今はダメです。業績を上げるには社員の志を高く保つことも重要」

(取材 藍智子)

***西村 健二(にしむら・けんじ)氏プロフィール***

東京出身。青山学院大学理工学部卒業後、東京日産自動車販売(株)入社。
77年〜 豊島店販売課でセールスからスタートし、販売係長、課長職を歴任
92年7月 本社企画室課長
95年1月 本社営業支援部課長
97〜02年 三鷹、碑文谷、府中にて支店長を歴任
03年1月 リッチモンド日産会社副社長
04年1月 リッチモンド日産会社社長


☆☆☆ 一押し!新車情報 ☆☆☆

 同じ日本製の日産車両でも、エンジンが若干大きいのが北米仕様の特徴。ニッサン及びインフィニティ両系列共に北米でも人気が高い。

ニッサンモデル

■X-Trail


 日本でも人気のSUVモデルX-Trailも、2.5Lと北米仕様向けに拡大(日本では2.0L)されたパワフルなDOHC4気筒エンジン搭載でさらに力強い走りが望める。また上級モデルにはXTERRA(4.0L 265馬力)もあり、両車種共にアウトドアを追求するユーザーに最適。価格$25,998〜

350Z(Z)

 永遠の名スポーツカー・フェアレディZの北米名。北米で爆発的ヒットとなった前モデルのフルモデルチェンジ版で、エンジンは3.5Lとなり、ビックトルクから発生するのは287馬力、洗練された走破性はまさにキング・オブ・ロードと呼ぶにふさわしい。日産の35年に及ぶ研究とクラフトマンシップの集大成。価格$45,498〜


インフィニティモデル

■M35

 今年のカーオブザイヤーにノミネートされる車種の筆頭になるであろうM35(日本名FUGA)は、BMW5シリーズに対抗すべく、日産が全霊を込めて創造したモデル。3.5L V6エンジン搭載(280馬力)の高級スポーツサルーンとして、卓越された走行能力と快適な居住空間が両立されている。上級モデルにはM45(4.5L/V8/335馬力)がある。価格:M35$54,800〜、M45$64,400〜

■G35
 日本名スカイライン。伝統の丸型テールランプ復活でスタイルも一新。より大人なイメージを醸し出した(北米限定発売)。排気量は3.5L。セダンと、より走りを追求したクーペの2タイプ。それぞれ5速オートマティックとの組み合わせで280馬力、6速ミッションでは297馬力を発するモデルを用意。またFR・4WDの2タイプで走る喜びを実感できる。価格:セダン$ 39,900〜、クーペ$45,900〜


リッチモンド日産
■住所:13220 Smallwood Place, Richmond, B.C . V6V 1W8
■電話:604-273-1661/FAX:604-273-3834
■メール:sales@richmondinfinitinissan.com
■ウェブ:http://www.richmondinfinitinissan.com/
■営業時間
【販売窓口】月〜木 9:00〜20:00 金・土 9:00〜18:00 日 11:00〜17:00
【サービス】月〜金 7:30〜17:30 土 8:00〜17:00
【パーツ】月〜金 8:00〜17:30 土 8:00〜17:00