SPECIAL 2005
2005年1月 4号 掲載
良心的な価格で親切にサポートしてくれる竹内さん |
最近パソコンの立ち上がりが悪い、処理速度が遅い、フリーズがひんぱんに起きるという人はもちろん、パソコンの性能を最大限に発揮させるための簡単な初級メンテナンスの方法をジャパンPCリペアサービスの竹内辰彦さんにうかがってみた。
初級編
フリーズに関して注意する事
@ クリックしすぎない
ひとつのアプリケーションソフトを立ち上げようとして、ダブルクリックした時、コンピュータの反応が遅くてつい何回もクリックを繰り返していないだろうか。
これは、同じアプリケーションを重複して立ち上げることになり、フリーズの原因となる。
A 複数のアプリケーションソフトやウィンドウを立ち上げない
同時にいくつかのアプリケーション(マイクロソフトワード、ゲーム、ウェブなど)を開けるとフリーズすることが多い。
(特に、Windows 95, 98、Meはこうしたマルチタスクが苦手)
フリーズしてしまったら・・・
@ フリーズした時は、すぐにコンセントを抜いたりしないこと。
A Ctrl + Alt Deleteを同時に押して、フリーズした画面を終了させる。
B 上の試みが成功しなかった時が、実は本当にフリーズした状態。
その時はコンピュータの電源を1、2、3とゆっくり10秒ほど数えながら切る。
その際ハードディスクが作動していないことを確認する。
(ハードディスク機能を示すライトがチカチカと点滅していない。作動音がしない。)
再び立ち上げる時は、発生した熱を冷ますために10秒ほど立ってからスイッチを入れるようにする。
強制終了するとハードディスク(コンピュータの心臓部分)の寿命を縮め、ひんぱんに行うとパソコンの故障の原因となる。
スピーディに立ち上げ、処理速度を速め、フリーズなどのトラブルを防ぐために
@ デスクトップをできるだけシンプルな画面にする
デジカメで撮った写真や洒落たデスクトップはメモリ消費量が多くなるので、フリーズしやすいパソコンは思い切って、ブルーなど1色のシンプルな画面に切り替える。
● 画面で右クリック→プロパティ→「画面のプロパティ」の中の背景から「なし」を選び適用にする
(XPはプロパティ→「画面のプロパティ」の中のデスクトップから「なし」を選び適用にする)
A デスクトップにアイコンをたくさん置かない
あまり使わないショートカットアイコンは整理し、必要のないファイルはきちんとハードディスクか、フロッピーなどに保存する。
● 不必要なアイコンの上で右クリックして、削除を選ぶ
(もう一度デスクトップに戻したい時は、スタート、すべてのプログラムからそのアイコンを見つけ、コピー、デスクトップの画面に貼り付ける)
トラブル予防のための定期的メンテナンス
@ デフラグ(Defragmentation)
途切れ、途切れに保存されたデータを整理する。
不連続になっているファイルを連続的に前から詰めていき、空き領域を増やす。
● スタート→プログラム→アクセサリー→システムツール→(ディスク)デフラグをクリック。
最適化を選びクリック、実行する。
「ドライブの選択」がある場合はドライブCを選ぶ。
また、「詳細の表示」がある場合、クリックすると最適化されている様子が表示される。
今までに1回もデフラグしたことがないと数時間かかることがある。
また、デフラグが完了しなかった場合は、次の2つの操作を行う。
デフラグが実行されている時に、ハードディスクの電源が自動的に切れたり、スクリーンセイバーが作動しないようにセットするのだ。
A) (Windows 95,98,Me)スタート→コントロールパネル→画面→スクリーンセイバー→「なし」に設定する
(Windows 2000, XP)スタート→コントロールパネル→画面→デスクトップの表示とテーマ→スクリーンセイバー→「なし」に設定する
*デフラグが終了したら、元の設定に戻す
B) (Windows 95, 98, Me)スタート→コントロールパネル→電源の管理→すべての電源の設定を「なし」にする
(Windows 2000, XP)スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンスの中の電源設定の項目から電源をフルパワーおよび電源の設定を「なし」にする。
A スキャンディスク(エラーチェック)
ハードディスク(Cドライブ)をチェックして、壊れたファイルの部分を探し出し、コンピュータが修復してくれる機能。
デフラグを実行している時にスキャンディスクをするよう画面に指示が出ることがある。
これは、他のファイルに影響しないように、先に修復してからデフラグを実行するようにという意味。
●(Windows 95,98,Me)スタート→プログラム→アクセサリー→システムツール→スキャンディスクをクリック。
チェック方法の標準を選び、クリック、開始。
結果レポートが、「このドライブはエラーが発見されませんでした」、「不良セクタ」が0バイトなら正常。
もし、「不良セクタ」に少しでも数字があれば、近い将来コンピュータがダウンする可能性があるので、データ、ファイルなどをバックアップしておく必要がある。
●(Windows 2000、XP)マイコンピュータを開けて、マウスをCドライブに置き、マウスの右ボタンをクリックすると、プロパティがある。
そこを左クリックするとツールの中にエラーチェック(スキャンディスク)があり、チェックディスクのオプションの「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」にチェックを入れ、開始をクリック。
すると、再起動した時にチェックしますかと出るので「はい」と答え、再起動して実行する。
B ディスククリーンアップ
知らないうちにたまってしまう必要のないファイルを削除して、ハードディスクの領域を広げる。
スタート→プログラム→アクセサリー→システムツール→ディスククリーンアップ。
Cディスクを選択して、すべての項目(ゴミ箱、一時ファイルなど)にクリックを入れ、「はい」で実行する。
起動時間や処理速度を大幅に スピードアップさせる方法
@ アニメーションの禁止
ウィンドウ画面を変える時に、明らかにスピード感の違いが体感できる。
特にWindows 95, 98, Meは絶対おすすめだ。
●(Windows 95,98,Me)スタート→コントロールパネル→画面→効果
「メニューとヒントをアニメーション化する」と「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」に入っているクリックをはずす、「適用」、「OK」。
●(Windows 2000, XP)スタート→コントロールパネル→デスクトップの表示とテーマ→画面→デザインの中の効果をクリック。
「メニューとヒントをアニメーション化する」と「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」に入っているクリックをはずし、「適用」、「OK」。
A 転送を早くするDMAに切り替える
直接データを送る方式、ダイレクト・メモリー・アクセス(DMA)に設定する。
●(Windows 98SE, Me)スタート→コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→システム→ハードウェア→デバイスマネージャー→ディスクドライブ
IDE DISK(FLOPPYじゃない方)を選び、クリック。設定を選んでDMAにクリックを入れる。
(注意事項:Windows 95/98にはDMA機能はありません)
● (Windows 2000,XP)コントロールパネル→パフォーマンスとメンテナンス→システム→ハードウェア→デバイスマネージャー→IDA ATA/ATA
PI コントローラ→プライマリーIDEチャネル→詳細設定・転送モードがDMAじゃなく、PIOとなっていたら、DMAモードに切り替える。
コンピュータ用語
●アプリケーションソフト/ 応用ソフト(application software)
マイクロソフトワード、エクセル、ゲーム、Eメールソフトなど、ある特定の目的のために設計されたソフトウェア。
●ウィンドウ(Window)
パソコンの操作画面内の小さな画面で、画像や文書を表示する機能。一般的にはタイトルバーがあって、サイズ調整用のボタンやウィンドウを閉じるボタンなどがついている。