MAPLE 2005

2005年11月24日 第48号 掲載
 
本物の邸宅で行う!
花いっぱいのハウスウエディング
 カナダでは新郎または新婦の自宅にゲストを招いたハウスウェディングが一般的。きどらず、ゆっくり家族や親しい友達と過ごせるスタイルはアットホームなウェディングを希望する人にぴったりだ。カナダでハウスウエディングを提案している「エムスタイリッシュウェディング」のウェディングプランナーの森井えつこさんにお話を聞いた。
(取材 吉川友恵)
 
 
ハウスウエディングの魅力


 会場は実際の一軒家。温かみを感じさせる調度品や美しい庭園に囲まれて、招いたゲストと一緒にゆっくりと贅沢な時間を過ごすことができる。ほかのカップルや周りの目を気にせずにプライベートな時間を過ごせるのが最大の魅力。

 会場のデコレーションもカップルの“テーマカラー”や“アイテム”などでオリジナル空間を作ることができる。ゲストに合せた演出やテーブルコーディネイト、手作りアイテムを部屋にほどこして2人らしさの溢れるウエディングを実現。

 決められたスペースだけでなくテラスやガーデンを自由に使えるのもいい。リビングのソファや、ガーデンを一望できるテラスでゆっくり歓談したり、二人がガーデンでデザートバフェをサーブするのも素敵だ。2人の自宅に招いた感覚でゲストとのなごやかな時間を持てる。

 今年7月に挙式したYさんは「邸宅ウェディングは1日貸切りなので時間を気にせずゲストの方々と楽しい時間を過ごすことができました。花々が美しいガーデンで挙式をし、そのままパーティーに移行できるのも好評でしたね。場所の下見から当日までエムスタイリッシュウェディングさんには色々お手伝いいただき本当に感謝しています」と大満足のようす。


「エムスタイリッシュウェディング」がプランするウェディング


 会場は4つ星以上のアップグレードなB&Bばかりだ。家族で宿泊できるのでウェディング当日はゆっくりと目覚めることができる。朝食後は支度からセレモニー、パーティー終了まで移動がなくゆっくりと過ごせるのが特徴。

 もともと、フラワーデザイナーでもある森井さん。ブーケや会場のデコレーションは、そのカップルの好みや雰囲気、ドレスに合せて自由自在にコーディネイトしてくれる。ウェ ディングフラワーアレンジだけの注文も単発で受けているという。

 食事も着席スタイルやカジュアルなバフェスタイルで、好みや体調に合ったメニューがアレンジできるという。その他マリッジコミッショナーの手配、写真撮影とオリジナルアルバム、ビデオ撮影、ミュージシャンなどおのおののオプションも多種多様だ。

 「既成のパッケージプランではございませんので、お2人のご予算・ご希望に合せてプラン致します。参列者が証人となる人前式や、お母さまからプレゼントされるブーケ、お友達の演奏によるセレモニーなどお2人のアイデアによるハウスウエディングですので必要なものだけを手配致します」。

 スケジュールや形式 にとらわれる事のない二人の手作りウェディングの良きサポーターだ。

EM Stylish Wedding
604-687-1213
http://www.emflowers.com



「EM Stylish Wedding」が提案するプロたち


・花嫁の心強い味方「ヘアメイク&着付け」
 早風美樹さんは日本で十数年のキャリアを持つ出張専門のヘア&メイクアップスタイリスト。事前にコンサルティング、リハーサルを行い、花嫁のご要望に合せたメイクアップ、ヘアスタイルを提案、人生最高の1日に光輝やく花嫁にアレンジしていく。

 美樹さんは写真撮影時、挙式前後のヘアメイクのリタッチやドレスの裾直し、パーティーでのスタイルチェンジなど、式当日、花嫁の側について1日アテンドするサービスまでしてくれるのが嬉しい。しかもゲストの着付けやヘアメイクまでできるとあって頼もしい。

 「ちょっとしたことですが、当日の花嫁さまの緊張と不安を解消することも大切なことだと思ってます」と美樹さん。小さな心くばりがありがたい。




・指先から美しく「ネイルケア」
 「ウエディングではネイルは比較的おろそかになりがちですが、リングの交換や、レセプションでのサーバーサービスなど、花嫁は思っている以上に指先に注目を浴びます」と語るのはネイルアーティストのケイコ・マツイさん。

 ケイコさんはシンプルなフレンチネイルから凝ったデザインネイル、そしてウェディングネイルまでトータルにこなす。爪の形をより美しく
見せるのはもちろん、その人の個性や雰囲気に合せて色をブレンドしたりデザインを変えたりといろいろアレンジしてくれる。

 「ネイルを美しくケアしていると、振る舞いまで変わってきますから」とケイコさん。
 優雅な美しい花嫁は指先から違ってくるはず。



・一生の思い出に作品のようなフォトグラフを
 輝く一瞬をまるで映画のワンシーンのように記録してくれるのはプロの技だから。ポージングのフォーマルな写真というより、記念すべき1日を記録してくれるフォトジャーナリスティックなスタイルが新しい。

 写真家のユキコ・オンリーさんが担当する写真は柔らかな自然な仕上がりがまるで芸術作品のよう。

 「何百点も撮り、後でどの写真が良いか選んでもらいアルバムにします」(レザーアルバムは白、黒、バーガンディーの色を選択できる)とユキコさん。

 2人で行うその作業も楽しいに違いない。アルバムの完成度はカップルからはかなり喜ばれているという。





会場となる素敵な邸宅


 「エムスタイリッシュウェディング」で提案する式場となるB&Bの一つに「マウンテンサイド・マーナーがある。ここはバンクーバー郊外にあり、豊かな自然に囲まれた閑静なたたずまいのB&Bだ。

 周囲にはグラウスマウンテン、キャピラノ・サスペンションブリッジ、クリー・ブランドダムなどがある。一方でダウンタウンにも近く、スタンレーパークには車で15分というロケーション。

 客室は3室。素敵なキルト刺繍でアレンジされたベッドカバーが部屋のアクセントになっている。朝にはホスト手料理のフルブレックファーストが楽しめる。

 ウェディング会場となる庭の芝生は日頃から手入れが行き届き美しい。邸宅とその庭、グラウスマウンテンが1つとなった場所でのガーデンパーティーは大好評だ。





〜あるカップルのウェディングの1日〜
★午前11時、ヘアメイクでスタート。宿泊のB&Bまでスタイリストが出張してくれるので慌てて出かける必要もない。
★まずは着物で写真撮影。ゲストルームで着付け出張サービスによる支度開始。日 本から持参した着物をきてガーデンで写真撮影。
★次はウェディングドレスに。着替えも2階のゲストルームに戻れば楽にできる。 純白のドレスに着替えて写真撮影。ガーデン、テラス、リビングルームで思い出の 美しい一瞬。
★いよいよウェディングセレモニー。白いチェアが並べられたガーデンでクラシッ ク演奏とともに開始。ゲストからフラワーシャワーで祝福を受けた後はシャンパ ントースティング。チーズ、カナッペのサービングに続いていよいよ食事へ。ライ ブミュージックが流れる中、子供たちとのゲームをするなど2人のアイデアを取 り入れたレセプションに。ケーキカットの後、2人でゲストに感謝の気持ちを込 めてケーキサービス。
★レセプションが終了しゲストを見送る。その後は家族とお茶を飲みながらほっと 一息。B&Bに引き続き宿泊し今日の1日を家族と語らう。