目指す場所はリッチモンド・カルチャー・センター。ここには市の運営する「リッチモンド・アート・ギャラリー(Richmond Art Gallery)」、通称RAGがある。今年25周年を迎えたこのギャラリーでは、「RAG25・25」と題して、これまでの25年間、館内で発表された地域の芸術家の作品を展示中である。 (2005年11月23日まで)。 展示室内には、現代の若者を描写したビビッドな色使いの油絵作品や、中国大陸の空気が運ばれてくるような味わいのある静物画、落ち着いたトーンの陶器作品と、かもしだす雰囲気の多様な作品が並んでいる。また形式も、焼いた木版の表面を削った1畳ほどもある大掛かりな彫刻作品から、テーブルの天板をスクリーンにして上方から映像を映し出す作品、床に貝殻を敷き詰めた作品もある。実に様々な材料を使った作品群を鑑賞しているうちに、表現する術は無限であることが感じられてくる。