MAPLE 2005

2005年6月30日 第27号 掲載



競馬に行こう!20ドルで楽しめる休日の過ごし方

 
 今年も4月に開幕したヘイスティングス競馬。週末、祝日午後1時25分から行われる通常レースのほか、金曜日、午後6時25分からのイブニングレースがスタート。最終レースが行われる11月末まで本格的な競馬シーズンとなった。本日は116歳の誕生祭に沸く会場を取材した。
 
 
ダウンタウンから車で15分
 ヘイスティングス競馬場は、PNE(Pacific National Exhibition)内に位置し、車でダウンタウンから約15分。ヘイスティングスストリートからレンフリュー(Renfrew)ストリートを1ブロック北上したところ(ゲート6)から入場する。駐車場完備、ただし有料。バスで行く人は10番、ヘイスティングス行き、または16番、29thアベニューステーション行き、レンフリューストリートで下車。バス停の目の前がPNEである。スカイトレイン利用者は、レンフリューステーションで下車。期間中、会場との間を往復するシャトルバスが運行している。入場料はだれでも無料。馬券を購入する際は、18歳以上が対象となる。

 会場は少々肌寒く、曇りがちな天気のためか、誕生祭のレースとはいえ観客はそれほど多くはない。あちこちに飾られたバルーンや第3レース後に無料配布された誕生日ケーキ、生バンドの演奏など、ちょっとしたサービスが地方競馬ならでは。家族連れやカップルの姿も多く見られ、ほのぼのとした雰囲気だ。
 
勝ち馬を見分ける
 競馬初心者の私は、勝つか負けるかなど二の次。ただギャンブルの雰囲気を味わうことが今回の目的。まずは3ドルでオフィシャルプログラムを購入。当日走る全レースの馬の情報(年齢、過去の成績など)、前予想はもちろん、さまざまな情報がこの一冊で得られる優れものだ。次に、パドックスで実際に馬の状態を観察してみる。素人目にはどの馬も同じように見えるが、あまり興奮しすぎず、適度にエキサイトしている馬がいいらしい。

レース直前の馬の状態などを説明してくれるアナウンスを聞いたり、いかにも競馬通らしき人たちが予想しあっているのを横から聞いてみたりするのもいい情報収集の一つ。しかし、ギャンブルは水もの、前予想が当たるとは限らないし、だれも予想だにしなかった馬が1位入賞するかもしれない。大穴を当てにいくか、安全な賭けにでるかは人それそれだ。
 
馬券を買う
 馬を選んだら、実際に馬券を買ってみる。買い方はほぼ日本と同じ。1位のみを予想する「WIN」、1位か2位に入賞する馬を予想する「PLACE」、1位から3位までに入賞する馬を予想する「SHOW」がもっとも基本の賭け方。SHOWはもっとも安全な賭け方ではあるが、配当金の率は悪い。自信のあるレースには1位と2位を予想する「EXACTOR」、1位から3位までを予想する「TRIACTOR」とそれぞれの順番を入れ替えて賭ける「BOX」に挑戦してみるといい。

一つの賭けに対して基本は2ドル。しかし、配当金は半額になるが1ドルでも買うことができる。本格的に賭けてみたい人は、北米の他会場で行われているレースも購入できる。屋内にTVスクリーンがいたる所に設置されているので、テレビを見ながら観戦する。馬券は当会場のものと同様、「WAGERING」と書かれた窓口で買うか、自動販売機で買う。ATMマシーンのようなもので、ガイドに従っていくだけで簡単。その際はバウチャーと呼ばれるカードをあらかじめ窓口で購入しておく。
 
食べる、飲む、叫ぶ
 馬券を買ったら、ビールにスナックでも食べながらレースが始まるのを待つ。会場にはたくさんのバーや軽食などのスタンドがあるので、現地で食事をするのもいい。十分な観客席が用意されているし、会場の左手奥には、レースを観戦しながら食事とお酒が楽しめる屋外バーベキューバーもある。

  レースが始まったら、ひたすら自分の馬を応援してみる。「Giddy up」「Go baby」「You can do it」など、自分の掛け声をあらかじめ用意しておくといい。また自分の買った馬の名前を叫んでみるのもいいだろう。ギャンブル場での恥は掛け捨て。出来るだけ大声を出して、日ごろのストレスを発散させてみる。自分の馬が勝った時は、馬券を買った窓口で換金してくれる。
 
20ドルで『楽』を買う
 今日の私の成績は5レース(3時間あまり)で20ドル分の馬券を購入。かろうじて2勝し、約6ドルの配当金を獲得。私のように賭ける金額が少ない人は、負けてもそんなに惜しむこともない。むしろ、ちょっとしたギャンブルを十分楽しめた一日だった。当会場では、11月最週末のファイナルレースまで、いろいろなイベントが開催される予定。出かける前にぜひホームページをチェックしてほしい。  
 
ベンに会いに行こう
 ディスカバリーパドックスでは、17歳になる馬のベンが子供たちや動物好きの人たちを待っている。彼はとっても大人しく、誰にでも顔や体に触れさせてくれる。一日の食事の量が決まっているので毎回とはいかないが、うまくタイミングが合うと手の平から人参を食べさせることもできる。その他にも楽しいアトラクションがいっぱい。

観客席東入り口そば
週末、祝日の午後1時から5時までオープン。
シャトルバス スケジュール
レンフリューst発
会場発
金曜日
5:00pm
5:30 pm
6:00 pm
6:30 pm
7:30 pm
8:00 pm
8:30 pm
9:00 pm
9:30 pm
10:00 pm
土・日・祝日
11:30am
12:00 pm
12:30 pm
1:00pm
1:30 pm
2:30 pm
3:00 pm
3:30 pm
4:00 pm
4:30 pm
5:00 pm
5:30 pm
6:00pm
金曜日
5:15pm
5:45 pm
6:15 pm
6:45 pm
7:45 pm
8:15 pm
8:45 pm
9:15 pm
9:45 pm
10:15 pm

土・日・祝日
11:45 am
12:15 pm
12:45 pm
1:15pm
1:45 pm
2:45 pm
3:15 pm
3:45 pm
4:15 pm
4:45 pm
5:15 pm
5:45 pm
6:15 pm

詳細
Racing Office: 604-255-8823  
Direction: 604-254-1631
又は 1-800-677-7702
ホームページ: www.hastingspark.com
(写真・取材 野口英雄)