MAPLE 2005

2005年6月23日 第26号 掲載



シーズン到来!イチローの活躍をその目で!
シアトルマリナーズ観戦ツアーで、MLB(大リーグ)を実体験!!

 
 シアトルマリナーズの#51といえば、言わずとしれたイチロー選手。MLB(大リーグ)での1000本安打も達成し、調子が悪かった打率も3割に戻した。ニューヨークメッツの石井投手からホームランを放った翌 日、ツアーランドトラベルの「マリナーズ観戦ツアー」に便乗してシアトル・セイフコフィールドへ行ってきた。

 この日のイチロー選手は、3打席無安打と寂しい結果だったけれど、試合は4対1でマリナーズが快勝。特にメッツの投手、#45のペドロ・マルチネスを正攻法で打ち破った成果にスタンドは大興奮。今年はアメリカンリーグ西部地区で成績低迷のマリナーズだが、イチローの活躍を含めこれからの勝利を期待したい。
 
 
●集合場所
 集合場所はダウンタウン・バラード通りにあるハイアット・リージェンシーホテル。アメリカ入国書類、カナダへの帰国時の書類をもらい、書き込みを済ませる。全員が集合し定刻の午後1時、バスは一路シアトル・セイフコフィールドに向けて出発。

バスの中では早くも、怪我のため、休場を心配されるメッツの松井稼選手、昨日、メッツの石井投手からホームランを打ったイチロー選手の話題で持ちきりだ。
●国境も簡単に通過
 土曜日ということで混雑が心配されていた国境通過も、乗用車は40分も掛かっていたようだが、我々ツアーバスの方は、待ち時間も殆ど無く、指紋と顔写真を撮られ、入管係官の「マリナーズしっかり応援してね!」の暖かい言葉に送られてすんなり通過できた。6米ドルを支払い、指紋を取られ、写真を撮られることは手間だがこれで憧れのイチローを直に見れるのならば安い物だ。

途中、休憩を取って国境から3時間、フリーウェイでの渋滞に遭いながらもバスは、右手にシアトルセンター、スペースニードルを見て、マリナーズチームストアの壁面を飾るマリナーズ人気選手の写真(もちろん、イチローの写真もある)を左手に見て無事、セイフコフィールドに到着。

 バンクーバーは雨交じりの天候だったが、シアトルは気持の良い快晴だ。海から吹いてくる風が気持良い。ここセイフコフィールドは、雨が降れば屋根が閉まるという全天候対応型の1999年竣工の球場だがその外観は球場というより近未来の宇宙基地のようだ。
●1塁側1階内野席でマリナーズを応援
 セイフコフィールドの入り口は4ヵ所、私達は駐車場から一番近い、ホームベース裏の入り口から入場する。

 個人で来た場合は、球場周辺の駐車場は混みあうため、かなり遠い所に車を停めるか、バスで駐車場まで移動することになるが、ツアーバスだと入り口の直ぐそばに停めてくれるので移動が楽だ。

 入り口での荷物検査を受けて(これもテロ対策?)階段を昇りきれば快晴の空の下、眩しい程の緑が目に飛び込んでくる。日本の球場と違い、スタンドとグラウンドの高低差が少ないからか、スタンドからの距離感が少なく感じる。

 試合開始までは、どこに行っても良いので球場内の探索開始。マリナーズのブルペンを覗いたり、ベンチを覗いたり、マリナーズチームストアで買い物をしたりとゲーム開始前から十分に楽しめる。

 アメリカ国歌の斉唱の後、いよいよ試合開始。怪我のため、残念ながらメッツの松井稼選手はスタメンに入っていないが、お目当てのイチロー選手の活躍に期待が集まる。1回表が終了し、1番バッター、イチローの登場にスタンドは大歓声。マウンドと打席の間に張り詰めた空気が動かない。投げないマルチネス、タイムを要求するイチロー。MLB(大リーグ)では珍しい長い間合い。投手と打者の真剣勝負の駆け引きが見られた。

結果、イチローはこの日、3打席無安打に終わった。しかしながら、試合は、4回裏、マリナーズが一気に5安打を集中して4得点を奪い、マルチネスをノックアウト。その後メッツに1点を返されたもののフランクリンの好投に支えられ、そのまま4対1でメッツを下した。マリナーズの勝利とビールに心地良く酔い、セイフコフィールドを後に、再びバスで帰路についた。
●観戦ツアー参加に必要なもの
 アメリカに入国することになるため、パスポートは必要。ただし機械読み取り式でないパスポートを持っている場合は、ビザ免除プログラムが適用にならないので事前にビザの取得が必要になる。

また永住者はPRカードを忘れずに。それとアメリカ入国審査の際に支払う6米ドル。入管では、VISAカードでの支払いも受けつけてくれるが、セイフコフィールドでは、多くの店(特に食事を提供している店)はキャッシュしか受け付けないのである程度の米ドルを持っていったほうが良い。

入場観戦チケットは、バスの中で配布されるので、受け取ったらなくさないように。
●観戦ツアーへの参加方法
 今回、協力していただいたのはツアーランドトラベル。同社では、週末(金、土、日)に行われるセイフコフィールドでの全試合に観戦ツアーを実施し、参加者を募集している。通常は11人〜15人を案内しているそうだ。ただし、人気の高いニューヨークヤンキース戦などでは、100名を越す場合もあるそうだ。ヤンキース戦は、8月30日〜9月1日の3連戦が予定されている。

 7月は1日〜3日のテキサス・レンジャーズ戦、7月15日〜17日のボルチモア・オリオールズ戦が予定されている。チケットはホテルバンクーバー地下アーケード内JTBラウンジにあるツアーランド日本語観光デスクで直接購入するか、電話で予約する。また、ホームページからの予約も可能だ。 
これで完璧!マリナーズ観戦5つのチップ
● 夏でもジャケット持参
セイフコフィ−ルドは、海の側にある球場。特にナイター戦では、海風の影響で肌寒さを感じることも。スタジアムでもマリナーズオリジナルブランケットも売っているが、ジャケットを持っていくことをお奨め。

● ICHIRO Rollはどんな味? 
スタジアム、ホームプレートの真裏の1階にある日本食屋では、Ichiro Rollなる巻き寿司を売っている。話の種に食べてみる価値はあるかも。

● マリナーズ観戦に欠かせない小道具、グローブとサインボード
セイフコフィールドでは、ファウルボールであれホームランボールであれ、取ったボールは自分のもの。ボールが飛んでくると壮絶なボール獲得戦がスタンドで始まる。ボールを取りたかったらグローブは必携。また目立ちたければ、バックスクリーンの大画面で目立つ観客の姿を良く映しているので、大きなサインボードを持参しよう。

● ブルペン見学
ゲーム開始前であれば、球場内はどこを歩いてもOK。ぜひ、ブルペンへも行ってみよう。機会があれば、マリナーズの抑え、長谷川選手の練習風景を見れるかも。

● セイフコフィールドで食い倒れ
アメリカの球場での野球観戦と言えば、欠かせないのはビールとホットドッグ。セイフコフィールドで特筆すべきは、シアトル名物、スターバックスコーヒー、フィッシュアンドチップス、サーモンサンドイッチ、そして絶対にお奨めがガーリックの臭いが強烈なフライドポテト、そして大きな袋に入った殻付きピーナッツ。ビールを片手に観戦するのに格好の友だ。この食の充実さはマリナーズ観戦の楽しみの一つだ。
ツアーランドトラベル「マリナーズ観戦ツアー」
Tel:604-681-5374
Fax:604-681-3627
URL:http://www.tourlandtravel.com/  
フェアモントホテルバンクーバー地下アーケード
JTBラウンジ内、ツアーランド日本語観光デスク。
年中無休、9:00am〜6:00pm
 
(取材 京谷昌美)