ダウンタウンのコーヒーショップで偶然出会ったゴローさん。ネイティブスピーカーに混じって働く姿は堂々としているが、本人いわく「本当はあんまり英語が得意じゃないんです。でも大分聞き取れるようになってきました」とのこと。
ゴローさんがバンクーバーにやって来たのはこの3月。それから語学学校に三ヵ月通い、その後コーヒーショップで働くようになったという。
「仕事探しが大変でした」と語るゴローさん。せっかくカナダに来たのだからネイティブと話す仕事がしたいと仕事探しにチャレンジ。「毎日一枚」と、学校帰りに街を歩いて、募集のポスターを見つけると必ずレジメを置いてくるようにしていたという。
「スターバックスにも、A&Wにも面接に行きました」。スターバックスではネイティブに混じってグループ面接を受けるという経験も。「みんなが喋っているのについていけなくて何も話せませんでした」と笑うゴローさん。
常に前向きの彼でも仕事がなかなか得られなかった時には落ち込んだというが、そんな時には旅行に出掛け気分転換したそうだ。「結局自分が一度思ったことは必ずやって来たんです。だから悩んで時が過ぎるのがもったいないと思って」。
9月から2ヵ月間、ショップに休みをもらってカナダ・アメリカ横断の一人旅に出かける計画。スタッフの仲間にも「戻ってくるんだろ」という温かな言葉をもらった。
「広い世界をとにかくたくさん見てみたい」と語るゴローさん。帰ってきたらもう一度話を聞いてみたい。
(取材 吉川友恵)
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