「カナダに来てみたかった」という吉田さんは、去年11月に3週間のホームステイで語学研修に来たことがあった。その時にワーキングホリデーで来ていた友人に会い、そしてバンクーバーが住みやすいと感じ、自分もワーキングホリデーでもう一度来ることを考え始めた。
働いてお金を貯め、再びここへ来たのがこの4月のこと。6年ほど前オーストラリアで1年間日本語教師のアシスタントと公文教室の助手の仕事を経験し、帰国後も英語に関わる仕事をしていたので来加後すぐに経験を生かした公文教室での仕事を得た。
週3回の仕事だったのでもう1つの仕事を探していた矢先、友人に誘われて和食器と和小物の店に行った。そこは公文教室から歩いてすぐの場所にあり、しかもその時、求人広告が出ていた。
もともと和食器や小物が好きだったし、何より楽しめる仕事がしたいと思っていた吉田さんにとっては幸運な出会いとなり、大急ぎで履歴書を持って行き採用が決まった。日本の文化が紹介でき、地元の人と触れ合える。
のれん、ゆかた、和食器…居心地がとても良く、「どうしておたまに穴があいてるの?」などお客さんとのやりとりで説明に苦労することもあるが、毎日が楽しいと吉田さんは言う。浴衣を買ってくれた日系カナディアンのお客さんと偶然パウエル祭で会ったことも楽しい思い出だ。
今後のプランは?との質問に「今の仕事を一生懸命やります」と答える吉田さん。働く事を心から楽しんでおり、その笑顔は好きな仕事に巡り会えた幸せがいっぱいに溢れている。
(取材 菊池友理)
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