いつも笑顔を絶やさない北村さんは素直な人だ。本人いわく「外国に目覚めた」のは小学校の5、6年の頃。
「TVのコマーシャルか何かだったと思うんですが、外国人女性のモデルさんが出ていたんですね。それで『綺麗だなぁ』と一目惚れして、それから『この人たちとコミュニケーションを取るには英語が必要だ』と思い立ったんです」。
動機はさておき、英語を学ぶことへの関心、情熱は人一倍だったという北村さん。中学、高校では、他の教科はともかく「英語と体育」だけは良い成績を保っていたという。高校卒業後は英語の専門学校に2年通った。
バンクーバーに来たのはこの6月始め。最初の1ヵ月はホームステイを経験し、その後シェアルームを探して現在はダウンタウンのアパートに住んでいる。語学学校には3ヵ月通い、その後違う学校に
月まで通う予定だ。
「時がすぎるのが早い」と言う北村さん。2ヵ月半の間にシアトルへ2回旅行し、210ドルもするマリナーズのユニホームを2着買った。「社会人になってから5年間節約してお金を貯めてきました」と語る北村さんにとってこの旅はその褒美なのだそうだ。しばらくはバンクーバーに滞在するつもりだが、オンタリオにいる友人を訪ねる計画もあるそう。
スポーツ観戦はもちろん、週末は友人同士でバスケットボールやサッカーも楽しんでいるという。イチローのユニフォームを来て笑う北村さんは本当に幸せそうだ。
(取材 吉川友恵)
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