
2005年7月7日 第28号 掲載
このページは、カナダをEnjoyしている留学生・ワーホリなど
短期滞在者を紹介しているコーナーです。
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| 大柄ではない体と物静かな語り口。無口な人かと思いきや、その話は含蓄に富み興味深く、色々なことを話してくれる。今年の3月16日にバンクーバーでの生活をスタートした鴨内さんの実家は「お寺」だ。 最初の1ヵ月はESLへ通い、その後は学校の都合でビジネスコースを選択。時期を待てばESLを継続できたがモントリオールへの移動を考えていたのもあり「まあ、いいか」とコース変更した。渡加前には独学で英語とフランス語を勉強。学校へは通ったが勉強は重視していない。 大学時代の4年間休みがなく海外旅行が出来なかったので、お金を貯めて「遊ぶために来た」という鴨内さん。しかし「自分の中で遊びというのは究極の勉強だと思っています」との言葉に、これまでも楽しみながら色々なことを吸収してきたであろうことが想像できる。 7月3日にモントリオールへ移動。予定は決めていないが面白かったら冬までいるかもしれない、という。 翻訳の学校にも通ってみたい。本を読むのが大好きで常に5、6冊は持ち歩くという鴨内さん。この日は司馬遼太郎の「龍馬が行く」、フランス語会話、英語の小説。書くことも大好きで、大学時代は新聞を作っていた。いつも思いついた時に文を綴っている。ノートは持ち歩かずレシートの裏などに詩や小説を書くという。 来年4月から、僧になるため高野山での修行を控える鴨内さん。決めごとがなく自由に感覚や環境に身を任せる生活ぶりは風のように軽やかで爽快。カナダでの1年を終えてどんなお坊さんになるのか非常に楽しみである。 (取材 菊池友理) |