2005年5月5日 第19号 掲載

このページは、カナダをEnjoyしている留学生・ワーホリなど
短期滞在者を紹介しているコーナーです。


角野博史(かどの ひろふみ)さん
角野久美子(かどの くみこ)さん
ワーキングホリデービザ
 去年の7月8日、二人は神戸からここバンクーバーに降り立った。カナダで生活をすることが博史さんの昔からの夢だった。結婚後、久美子さんは「夢なら一緒に叶えよう」と心よく同意。そして今二人は夢の地で博史さんはガーデナー、久美子さんはグラフィックデザイナーとして活躍している。

 博史さんは日本で9年間大工をしていた。もともと博史さんは物を作ることが大好き。しかし大工という仕事を始めるきっかけとなったのはあの阪神淡路大震災だった。博史さんの家は全壊に認定された程の被害を受けてしまった。そして、その時来てくれたのが大工さんたちだった。家を直してくれている姿を見て、人を元気付けて喜ばせることのできるこの仕事はすば
らしいと肌で感じた。


家と庭は一つの物

 博史さんの働いていた工務店が、できるだけ自然の素材を生かして、家族一つ一つに合った家を建てるという方針だった。その頃から自然の素材、自然そのものを大好きになり、大自然のカナダで家と庭の勉強をしたいと思うようになった。その夢が膨らむ中、運命的に出会ったのが今のガーデニングの師匠だった。

仕事のことからカナダでの生活でのアドバイスなど角野さん夫婦にとって掛け替えのない存在となった。ガーデナーの仕事は大変な仕事、でも枯れかけている花が再生したり、荒れていた庭が最後にきれいになっているのを見るのが最高に嬉しいと語ってくれた。

 久美子さんは現在、写真や記事など紙面の編集を全般的に手がけるグラフィックデザイナーをしている。日本でもこの仕事を以前手掛けていたが、いったん離れていた。カナダで求職中にこの仕事が見つかり、自分の技術を生かしている。写真の勉強もしていたというだけあって、見せてもらった久美子さんの写真には写っている人の表情がカナダの大自然の中で生き生きと輝いていた。 

(取材 杉山司)