楽しい運転手つきワゴンツアー
乗馬をする。摘みたてのベリーを食べる。一面に広がる黄色いかぼちゃ畑を見に行く。ロッキー山脈やナイアガラの滝への旅行も一度は行ってみたいが、私達の住むBC州にもカナダでしかできないこと、見られないものがたくさんある。SATの旅行プランはオリジナルの〈楽しい〉がいっぱいだ。
11人乗りのワゴンで行くSATの旅の案内役は代表兼運転手の城田淳史さん。坊主頭に元自衛隊員だったというがっしりした体格と関西生まれの気さくな性格。はじめて会ったのにそんな気がしないという特異な雰囲気を持つ人だ。そんな城田さんと行く旅が楽しいというリピーターが多く、昨年の10月に会社をスタートして以来、特に口コミで顧客が増えてきているという。「お客さんの楽しいの一言が活力」という城田さんは、旅行中のどんな質問にも答えようと、日々の努力を忘れない。答えられなかった花や木の名前など、たくさんの小さな疑問を調べることが、次の旅までの彼の宿題となる。城田さんとの楽しいおしゃべりとSAT名物のピクショナリーという名のゲーム。そして、新しい仲間との出会い。少人数だからこそ味わえるアットホームな旅が人気の秘密だ。
自然の宝庫、ガリアノ島に行こう
SATの夏のおすすめは『ガリアノ島 自然満喫・海水浴の旅』。バンクーバー市内から車とフェリーで約1時間の場所にあるガリアノ島は自然の宝庫。知識者やアーティストが多く暮らす小さな島で、バンクーバーと、その周辺に住む人々の別荘地として知られている。1泊2日でのんびり行くプランもいいが、最近スタートした日帰りプランは学校や仕事で忙しい人たちに最適。5時間あまりを島でゆっくり遊んで、バンクーバーに午後7時ぐらいに到着するという充実プランだ。
美しい砂浜で海水浴をしたり、海の珍しい生き物を発見したり、なんといっても旅のハイライトは大自然と野生動物との遭遇。イーグル、あざらし、とど、幸せを呼ぶといわれるハミングバード(蜂鳥)はもちろん、運がよければシャチの群れも見ることができる。春から夏にかけては、小さな赤ちゃん動物たちが親の後を追って行くかわいい姿も見かけられるという。
NEWビジネス 皆の夢と共に大きくなるSAT
日本から家族や友達が来た時、友達や同僚との旅行を考えている時、どこか行きたいところがある人も、どこに行っていいか分からない人も城田さんに相談するといい。5人集まればワゴンの貸し切りもできるし、既成のプランにないものでも、それぞれの要望にあったオリジナルのプランを作ってくれる。
現在計画中のプランは『スカイダイビング体験ツアー』だとか。「スカイダイビングをやりたいというお客さんが多いので、なんとかSATでやれないものかと考えています」と語る城田さん。1人ではできないことでも、SATという媒体を通して、その夢を実現することができるかもしれない。設立後1年未満という会社の若いパワーと、少人数で行く自由のきく旅だからこそできることがある。
(取材 船津美帆)
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