MAPLE 2004
2004年6月 25号 掲載
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ダッダッダッと地を蹴って駆け抜ける馬たちの姿には、競馬ファンならずとも胸の鼓動が高まる。観衆の叫ぶ声がさらに場内を盛り上げる。
へイスティングス・パーク競馬場(Hastings Park Horse Race)は、PNE(Pacific National
Exhibition)の敷地内にあり、Hastings通りから Renfew通りを1ブロック北上したところ(ゲート6)から入場することができる。ダウンタウンの中心部からならバスで20
分強。
駐車場も完備され、駐車券の6・5ドルは施設内での飲食券(4・5ドル)と2ドルのKeno(くじ)に使用できる。入場料はだれでも無料だ。
へイスティングス・パークの競馬シーズンはもうすでに始まっており、最終レースは11 月 30日。毎週土・日と祝日に開催されている。第1レースは午後1時18
分に開始。以後30分ごとに1回のペースで、通常8回から12 回のレースが行われている。
レース観戦では、初心者はまず1階ロビーから入ってすぐのカウンターで、レースの楽しみ方のわかる「How to Play the Horses」という無料のパンフレットをもらおう。競馬新聞もここで購入できる。各階にカスタマーサービスのコーナーがあるため、初めて競馬場に足を踏み入れて勝手のわからない人でも安心だ。
階下に下りると券売所やカフェ・スタンドが並ぶホールに出る。ここではコーヒーからピザやバーガー、中華まで、一般の店と変わらぬ値段で購入できる。戸外のパティオも気持ちの良さでお勧め。
駆け抜ける馬の姿やジョッキーの技術を目にするだけでも楽しいが、お金をかければ馬を見る目にも真剣味が増すというもの。そこで、多くの種類がある馬券のなかから、代表的な馬券を紹介しよう。
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出走前の馬が待機するパドックで馬の容姿を見て、かける馬を決める人もいれば、モニターに表示される馬の情報や
新聞をもとに、また自宅のインターネットで過去の記録を調べ
てかける人もいる。「これだ」とほれこむ馬があれば、過去の記録などは関係ないという人もいるだろう。近くにいる「通らしき人」
のかける馬をチェックするのも一つの手かも知れない。
馬券は各階設置のWAGERINGと呼ばれる窓口で購入できる。また、対面販売だけでなく自分でモニター画面に触れながら購入する機械も設置されている。券売機での購入の場合は、先にバウチャーというカードを窓口で購入してからの使用となる。
本会場でのレースだけでなく、世界各国のレースの馬券もここで購入し、モニターを通じてレースを観ることができる。そのため、馬券購入にあたっては、トラック名(へイスティングスかその他の場所か)をはっきりと告げるようにしよう。
なお、賭け事であるため、18 歳以下の人の馬券購入は御法度である。
スペシャル・イベントも目白押しだ。8月2日には「BCカップ・テン」が予定されている。
これはヘイスティングス・レースのハイライト企画として、40 万ドルの賞金をかけたブリティッシュ・コロンビア州のベスト・サラブレッドによるレースである。当日はくじ引きや各種のエンターテインメントも予定されている。
小さな子供連れの人でも、場内には子供の遊具があり、観客席横の芝生の地帯にピクニックテーブルも置かれているので、ランチをとったり日向ぼっこをしながら、家族で馬たちの熱戦を楽しむこともできる。
ノースバンクーバーの山々やバーナビーマウンテンを背景とした広々とした景色を眺めるだけでも来る価値は大いにあるだろう。
この夏、疾走する馬を観戦して暑さを吹き飛ばそう! (取材 平野香利)