MAPLE 2004
2004年4月 18号 掲載
球場外1塁側の壁面にある選手の顔写真。 一番人気はやっぱりイチロー選手 |
今年もやってきました、待ちに待ったベースボールの季節。3月30日東京ドームで行われたヤンキース対デビルレイズの開幕戦で2004年メジャーリーグが幕を開けた。
今季大リーグで活躍する日本人選手は 11人。テレビで日本人大リーガーが活躍する姿を見るのもいいが、やっぱり生のベースボールにはかなわない。
ということで、今回はいまや大リーグの顔となったイチローと守護神として活躍する長谷川投手のいるシアトル・マリナーズ観戦ツアーを紹介しよう。
ハイアットリージェンシーに集合、シアトルに向け出発進行
集合場所はダウンタウンバラードストリートにあるハイアットリージェンシーホテル。
バスに乗り込みガイドさんの説明を受けて、いざシアトルに向け出発進行。いよいよマリナーズ観戦ツアーの始まりだ。
わくわくする気持ちを抑えきれずにバスの中でそわそわ、ごそごそ。カメラをチェックしたり、パスポートは、アメリカドルは、グローブは、などとせわしく落ち着かない。野球は人の心を躍らせるのだ。
国境も無事通過、いよいよセイフコフィールドへ
何事もなくみんな無事に国境を通過。別に悪いことをしているわけでもないのに入国審査を受ける時にはなぜかドキドキしてしまう。
しかし、審査官はみんな優しかった。「マリナーズがこれ以上負けるのは見たくないねぇ」などと話しかけられ、言葉が出ない。開幕してからここまでマリナーズ2勝7敗。今日は大丈夫だと思いながら再びバスに乗り込む。
国境から約2時間半、右手にスペースニードルが見え、すぐにセイフコフィールドが見えてくる。「着いた〜」と興奮しながら早くバスを降りたいとはやる気持ちを抑えてロボットのような球場の外観を見つめる。
一塁側でイチローに声援
球場に足を踏み入れる瞬間はいつもわくわくする。階段を上りきると真っ青な空の下、眩しいほどの緑が突然目の前に広がり、その芝のかおりが球場独特の雰囲気を醸し出す。これぞまさしくボールパークだ。
プレーボールがかかるまではどこをうろうろしてもいいので、一番前の席まで行ってマリナーズベンチを覗いてみたり、間近なフィールドをバックに記念撮影してみたりそわそわしながらベースボールの空気に浸る。楽しい
何をしても楽しいのがボールパーク。そしていよいよプレーボール。
まずは守りのマリナーズ、イチロー選手が一塁側ベンチから出て目の前を通ってライトの守備につく。1回表を終わりいよいよイチロー選手がバッターボックスに立つ。第1打席は凡退。ドンマイドンマイ、次の打席で必ずヒットと思いながら隣と顔を見合わせる。
回が進んでもいっこうにマリナーズが勝つ様子がなく、イチローも無安打。しかし、さすがイチロー、守備でみせてくれた。ライン際に落ちるボールをスライディングキャッチ。球場の電光掲示板には、「Ichi-riffic」の文字がピコピコ躍る。
やんや、やんや、ここで拍手しなければ今日は手をたたくところがないかも・・・と勝手に盛り上がる。
結局この日マリナーズはテキサス・レンジャーに完敗。しかし、セイフコ球場でイチロー選手を見たという満足感を胸にいっぱい吸い込んで、再びバスに乗り込みバンクーバーへの帰路についた。
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観戦ツアー参加に必要なもの
まずはパスポートと入国審査の時に必要な6USドル。おつりがいらないように用意しておくとスムーズに行く。永住権を持っている人はPRカードも忘れずに。チケットは当日バスの中で配布されるので心配ない。
もうひとつ忘れてならないのが防寒具。5月といえどもナイトゲームとなるとまだまだ寒い。
観戦ツアーのチケット購入
今回協力をいただいたのはツアーランドトラベル。記者もカメラマンも大の野球好き、仕事ということをすっかり忘れ、かなり本気で楽しんでしまった。この日一人で参加していた男性は、5ヵ月バンクーバーに滞在し1週間後に日本に帰るので記念に参加したという。
「イチローが見られたのでよかったです」と帰りのバスの中でにっこり。
球場で隣に座っていたカップルは試合終了後「残念でしたね」と言って立ち上がったが、顔は笑っていた。球場には勝っても負けても一人だろうが二人だろうがとにかく楽しい不思議な魅力があるのだ。
ツアーランドトラベルでは週末(金、土、日)に行われるセイフコフィールドでの全試合に観戦ツアーを出している。参加人数がゼロでない限りツアーは敢行される。人気カードはやはり松井選手のいるヤンキース戦。
今季は5月7、8、9日と8月 、 、 日に行われる。チケットはダウンタウンにあるホテルバンクーバー地下1階JTBラウンジ内のツアーランド日本語観光デスクで直接購入するか、電話予約する。ホームページからも予約できる。
その他マリナーズ観戦ツアーを行っている旅行会社は多数ある。自分にあったツアーを選んで思いっきりマリナーズを楽しもう。
(取材 三島直美)
注目!今季のシアトル・マリナーズ
佐々木投手が古巣横浜に復帰してマリナーズを離れたものの、イチロー選手と長谷川投手は今季も活躍中。
引退を囁かれていたエドガー・マルチネスが残留し、思いっきりのいいスイングが気持ちいい人気者ブレッド・ブーンや背高のっぽの1塁手ジョン・オルルッド、ガルシア、モイヤー、ピニエロの投手陣に女房役のウイルソンなど日本人ファンにもすっかりおなじみとなったマリナーズの面々も健在だ。
昨季はプレーオフ進出さえも逃したマリナーズだけに今季に大きな期待がかかる。
マリナーズ観戦を10倍楽しむ方法
「マリナーズチームストアをチェック」
球場に併設されているマリナーズグッズ専門店を訪れよう。帽子、キーホルダー、バブルヘッド人形、Tシャツ、旗などなどいろいろなグッズが勢揃い。ユニフォームに好きな番号や名前を入れて自分だけのマリナーズマイジャージーが作れるJERSEY
LETTERINGも人気。おみやげにも最適。
「豊富なフードショップをチェック」
アメリカの球場といえば、映画「フィールドオブドリーム」に出てくるようにホットドッグが代表格だが、セイフコフィールドはひと味違う。
シアトル名物フィッシュ&チップスやクラムチャウダーをはじめ、ピザ、サンドイッチ、ナチョスに、イチロールやブルペン弁当などの日本食も楽しめる。極めつけは強烈なガーリックの香りを漂わせているフライドポテト。これがビールにピッタリ。
そしてビールの種類はといえばバドワイザーから地ビール、輸入ビールと実に20種類以上。アルコール購入時は必ず身分証明書を用意することも忘れずに。
「グローブやボードを用意しよう」
セイフコフィールドではファールボールであれホームランであれ、取ったボールは自分のもの。ボールが飛んでくると熾烈な争奪戦が繰り広げられる。グローブは必須アイテム。
さらに、バックスクリーンの大画面に映りたければ目立つボードを用意していこう。いまやイチローに日の丸では目立たない。自分なりに粋な文句を考えて、両手を大きく広げて掲げるくらいの特大ボードを持っていこう。日本のテレビに映るかも。
「7thストレッチ、みんなで一緒に大合唱」
すっかりおなじみ7thストレッチ。7回表が終わったところで曲げっぱなしだった足を伸ばしストレッチ。その時に流れるのが、「Take Me Out to
the Ball Game」。歌詞は電光掲示板に映し出され、球場中で大合唱。英語が下手でも音痴でも大丈夫、みんなで歌えば怖くない!!
Take Me Out to the Ball Game
Take me out to the ball game,
Take me out with the crowd.
Buy me some peanuts and cracker jack,
I don't care if I never get back,
Let me root, root, root for the Mariners,
If they don't win it's a shame.
For it's one, two, three strikes, you're out,
At the old ball game.
ツアーランドトラベル
マリナーズ観戦ツアー
〈予約先〉
ADD:604-273-3931
WEB:www.tourlandtravel.com/yvropnyy.htm
ホテルバンクーバー地下1階JTBラウンジ内ツアーランド日本語観光デスク
(年中無休9am−6pmオープン、日本語対応)