SPECIAL 2003

2003年7月 第29号 掲載


シアトルマリナーズ セーフィコフィールド 徹底突撃取材

   オールスターゲームも終わり、いよいよ後半戦に突入したメジャーリーグ。バンクーバーからほんのちょっとだけ足を伸ばせば、その熱戦が繰りひろげられている舞台を真近に見て、感じることができる。今回は「Vancouverite」にとって、そして私たち日本人にとって最も身近ともいえるシアトル・マリナーズの本拠地「セーフィコフィールド」を訪ね、その魅力を様々な角度から探ってみた。

 

マリナーズのクラッシックジャージ

★まずはチームショップ探索から★  

バンクーバーから車を飛ばすこと3時間、V新報取材班は朝10時にシアトル・セーフィコフィールドへ到着。
 早速チームショップを取材。日系スタッフのミヨコさんに話を聞く。売上げトップはやはりイチローTシャツのMサイズ。その他地元シアトルっ子に人気があるのはエドガ・マルチネスとブレット・ブーンだとか。キャップもジャージも選手が実際に着用しているものと同じものを販売している。
 マリナーズ・クラッシックジャージなどの個性的なアイテムも数多くあり、ファンには“目移りが止まらない”空間だ。親子連れでTシャツを選ぶ光景はまさに“National Pastime(国民的娯楽)“という言葉を連想させ、微笑ましい。
☆セーフィコフィールドは食の宝庫!
 ボールゲーム観戦には「お約束」のホットドッグに始まり、シアトルらしい特徴をフィーチャーしたものから、はたまた寿司!まで…ここにはあらゆる美味しいものが溢れているといっても過言ではない。お勧めはコレ!
◆アイバーズ・フィッシュ&チップス◆
場所:メインレベル(セクション117) アッパーレベル(セクション335)
 当地では有名かつ伝統のあるシーフードレストラン、「アイバーズ」がご自慢のアイテムを提供してくれている。特にクラムチャウダーは絶品。やや冷たい風がエリオット湾から吹き抜けるナイトゲームには欠かせない。その他にはフィッシュ&チップスやサーモンバーガーなどもオススメ!
◆ブルペン・マーケット〜ブルペン・パブ◆
場所:レフト後方ブルペン近く  単調な試合に飽きちゃった…などというかたには是非お勧めのスポット。パブの壁に作られた覗き穴からは長谷川やローズの投球練習が覗けるかもしれない。マーケット内には、既に有名になった“イチロール”や“大魔神ロール”を販売しているコーナーもある。寿司シェフのかたよりのメッセージ…「バンクーバーのみなさん、ご近所なんで是非遊びに来てください!」
◆ヘルシー・ヒュッテ◆

場所:メインレベル 3塁側ほぼ中央  ユニークなベジタリアン向けメニューだけを扱うスタンド。豊富なサラダメニューやベジードッグにベジーバーガーなどが用意されている。いかにもベジタ

ヘルシー・ヒュッテ

リアンが多いといわれるシアトルらしい配慮だ。ダイエット中の貴女や、ボルパークの脂っこいフードやどうも苦手…という方には嬉しいオプションだ。
 その他、中華のファストフードやグルメピザの店舗も数多く軒を連ねる。また、コーヒーにいたっては「タリーズコーヒー」が楽しめるのもシアトルならでは。(スターバックスでないところが憎い)
 アルコール関係に目を移せば、“ビールエクスプレス”というスタンドが随所に点在。販売されているのはペットボトルにスクリューキャップ式スタイルのビールだ。これなら試合にエキサイトし過ぎて、ビールをこぼすこともない。
☆セーフィコフィールドで チャリティ活動へ参加!
マリナーズはその球団運営方針のひとつにチャリティ活動サポートによる社会貢献をあげている。コンコースにも実に様々な募金に関するコーナーがあるが、同じチャリティなら、次にあげるスポットへ行ってみては?
◆スピード・ピッチ◆
場所:ブルペンマーケット 1ドルでボールを3球もらい、スピードガンでの球速測定にチャレンジだ。素人では50〜60マイルが精一杯…メジャーへの道は険しい(笑)ことを実感しよう。
◆ウィッシュ ウェル ファウンテン◆  
この泉に背中を向けて、コインを投げ入れると願いがかなう!…投げ入れられたコインはすべてチルドレンホスピタルへ寄付される。またホームランが出るとここから高さ60フィートの噴水が跳ね上がるのも見ものだ。
 見どころ、食べどころ盛り沢山のセーフィコ・フィールド。もしあなたがMLBオタクでなくても、きっと楽しめること請け合いだ。時はまさにゲーム観戦には絶好の季節。友人と、ご家族と、さあ、爽やかな風が吹き抜けるボールパークへ繰り出そう! (取材:岡本達也/写真:岡友子)

チケット入手の方法・ セーフィコフィールド への行き方など  最も便利で簡単なのは、バンクーバーにある日系旅行代理店が主催している観戦ツアーに申し込む方法だ。いわゆる“イチローシート”を含めたライト側のシートが主に確保されており、また往復はバスによる交通 手段も料金に含まれている。
 これなら帰りの長時間の運転の煩わしさから解放され、ゆっくりとゲームを楽しむことができる。
 また、個人でチケットを確保するにはチケットマスターを利用するのがオススメだ。 http://www.ticketmaster.ca
 さらに、マリナーズ公式サイトでもチケット入手が可能だ。 http://www.seattlemariners.com
 ただし、人気球団であるマリナーズゆえ、お望みのシートを自力で確保するのはかなり難しい…ということ、また、個人の場合、3人以上の連番での入手はなかなか困難であることは事実のようだ。

◆車での行き方◆  
フリーウェイ99をひたすら南下、USとの国境ではパスポートコントロールを受ける。(この際I-94のビザ発給に6USドルが必要)
 国境からはフリーウェイ5号線に乗り、約2時間ほどでシアトル市内に到着。
 165Aの出口で降り、6thアベニューを直進。Jameストリートを右折、そして1stアベニューを右折すればセーフィコフィールドまでは4ブロックで到着だ。
◆バス利用の場合◆
グレイハウンド:料金36USドル(往復日帰り) メインストリート沿いのパシフィックセントラル駅から出発。お問い合わせはこちらまで。 604-661-8784 クィックシャトル:料金56USドル(往復日帰り) バンクーバー・ホリディインとシアトル・トラベロッジを直結。お問い合わせはこちらまで。 604-940-4428  尚、シアトルダウンタウンからセーフィコフィールドまでは以下のバスが便利。 1st Ave.路線:#21・#22・#56・#57・#132 6th Ave路線:#136・#137・#174